賊学戦に勝利した泥門は、入部テストの末に大きく戦力を拡張します。
次なる対戦相手は、神奈川の強豪 “太陽スフィンクス”。
日本屈指の重量級ラインをそろえている太陽に、
アメリカ代表校との試合の出場権をかけて戦いを挑みます。
負けっぱなしは趣味じゃねえんだ!
ライン戦が鍵となる太陽戦で、十文字ら3兄弟がついにやる気を出します。
逆境から何度も立ち上がる彼らの姿からは、勇気をもらうことができます。
失敗しても何度でも挑戦すればいい。
ただそれを癖付けない。
負けるためにやってるんじゃないことを再認識しなければなりませんね!
だが彼らこそが 勝利への道を切り開くのだ!!
ライン そこは地上で最も過酷な9m チームの壁となる最強戦士 ラインマンたちの闘技場 彼らはボールに触れない 勝利への道を走るのは彼らではない だが彼らこそが勝利への道を切り開くのだ!!
見た目やプレーは派手ではありませんが、全てのプレーに関わるポジション。
それがラインです。
アメリカンフットボールに触れたことがある方ならわかると思います。
ラインの重要性に。
ラインマンたちを奮い立たせてくれる言葉ですね!
素人チームのほうが急成長するもんです
スポーツライター熊袋さんの言葉です。
客観的な見方をしているライターさんですが、泥門のことを ”面白いチーム” と表現してくれています。
現状の力の差では9割方太陽の勝利。
だが、どれだけ王城戦から伸びたか。
そこに焦点を定めています。
素人のほうが伸びることは実体験でもありますよね。
始めたときは、学ぶことも多く、モチベーションも高いですから。
この時期にどれだけスタートダッシュを切れるか。
それを後押ししてくれる言葉です!
ラインはパスを投げも捕りもできない だがパスを通すのはラインなのだ!
太陽スフィンクスのラインマン 番場の言葉です。
パスを投げるには、レシーバーがフィールドに出るまで、クォーターバックが空いているレシーバーを見つけるまでの時間が必要です。
その時間を確保する役割を担っているのがライン。
番場はラインの重要性を理解し、後輩たちにも伝えています。
その熱意やポリシーが人を導くポイントなのでしょう。
小市民たちはいつも挑戦者を笑う
太陽ラインに圧倒されてしまった泥門ラインに言い放ったヒル魔の一言。
挑戦には逆境がつきものです。
ですがその先に成功が待っています。
成功している人は皆がそうだということ。
泥門デビルバッツがそのことを証明してくれます。
強くなるんだ 嘘がホントになるように
ノートルダム大のエースランニングバックとしての肩書を背負っているセナ。
それは嘘なんですが…。
目指すクリスマスボウル出場に向けて、その嘘を塗り替える。
現実を変えていくために、行動から変えていくこと。
セナは番場に突っ込み、1ヤードを多く稼ぎます。
小さな結果ですが、大きな一歩です。
私たちも、一歩を踏み出さなければ結果は変わらないと背中を押してくれる場面です!
俺らにはそれしかねえんだ
守備の時も攻撃的な姿勢を見せるヒル魔でしたが、その理由が分かります。
ロースコアゲームだとキックの差で負けてしまう。
ムサシが抜けてから、そのプランにせざるを得なくなったんです。
勝ちにこだわるヒル魔だからこその発言ですが、悲しさを覚えてしまいます。
年月と共に積んだ練習量にだけ キャッチの神様は笑ってくれる
モン太の尊敬してやまない本庄選手のインタビューでの発言です。
この言葉を信じ続けてきたモン太。
そしてその結果がプレーとして現れた瞬間でした。
試合時間残り1分でのロングパス。
バンプを得意とする鎌車に完敗でしたが、最後の最後に決めてくれます!
みなさんも試合中、試験前、不安なことがあるでしょう。
ですが、取り組みの分だけ結果はついてくる。
モン太が証明してくれています…!
これから日本中… いや世界中の全部の後衛にキャッチで競り勝ってやる!!
モン太の強みですね。
自らの目標をはっきりと明言すること。
何よりここまで大きなことを本人は大まじめに発信していることは簡単にはできないです。
大きなことではなくても、発信することで叶えていくことだってできるんです。
でも今は泥門の壁は僕一人じゃない 5人のラインマンが揃ったんだ!
最終のトライフォーポイント。
同点に追いつくためのプレーはこれまで引けを取ってきたパワー勝負になります。
やっとそろった5人のラインマン。
一人で弱小ラインを率いてきた栗田にとって、これ以上ない思いが彼のパワーを引き出します。
栗田に同情するとともに、これからの5人の成長に期待させてくれる場面でした!
まとめ
地力では、大きく差のある太陽との対戦中の名言・名シーンまとめでした!
今回はラインが鍵だったため、普段焦点の当たらない栗田や十文字の言葉も入ってきます。
縁の下の力持ち的ポジションの言葉が日常に力を与えてくれることもありますね。
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